- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生
立憲民主党と国民民主党は、法案の共同提出に向けて幹部が会談した。両党はいわゆる連座制の導入など、おおむね方向性は一致している。会談で国民民主党は、規正法違反などで議員が起訴された場合、政党交付金のうち、その議員の割合分の停止措置を盛り込むよう求め、立憲民主党は、政治改革実行本部を開催。出席者から特に異論は出ず、国民民主党が求める措置を法案に盛り込むことを了承し、詰めの調整を進めることになった。また、政治資金パーティーの全面禁止については、双方の意見に隔たりがあり、立憲民主党が単独で別の法案を提出することになった。
与党側は、岸田総理大臣が公明党・山口代表と会談。先にまとめた与党案の概要では、パーティー券の購入者を公開する基準額などで溝が埋まっていないことを踏まえ、自民党として法案の作成を進め、公明党側に示したいという意向を伝えた。また、自民、公明両党の幹部の会談では、自民党が与党案の概要をもとに法案を作成することに協力を求めたのに対し、公明党は、両党で溝が埋まっていない項目を条文化するのは困難だという認識を伝えた。公明党・山口代表、自民党・浜田国対委員長、立憲民主党・安住国対委員長、日本維新の会・馬場代表のコメント。首相官邸の映像。
自民党の派閥の政治資金問題で、衆議院の政治倫理審査会は、野党側の申し立てを受けて、関係議員44人に弁明を求めることを全会一致で決めた。来週20日までに出席の意向があるか確認することにしている。
シャープは国産初の白黒テレビを始めて販売し液晶ディスプレイも実用化した。会社は今日、液晶パネルの生産を停止する事を明らかにした。液晶パネル産業は幕を下ろす。シャープは台湾のホンハイの傘下だ。三重県の工場で生産した液晶テレビは世界の亀山モデルとして注目された。松下電器産業や東芝等も液晶パネルを手がけ、日本の液晶テレビ産業は世界の中で存在感を見せた。しかし、有機ELパネルの登場等で日本のメーカーは撤退していった。原材料価格等の上昇が理由でシャープは液晶パネルの生産を停止したとしている。また、中小型液晶パネルの生産も縮小する。一方、ソニーグループも決算を発表した。専門家は数が取れる市場にフォーカスしていく事が重要だと指摘している。
ロシアのプーチン大統領は明後日から中国を訪問し習近平国家主席と首脳会談を行う。ハルビンも訪問するという。プーチン大統領には中国との結束を強化しウクライナ情勢等を巡り欧米側に対抗姿勢を示す狙いがあるとみられている。中国にはロシアとの関係強化を誇示する事でアメリカを牽制する狙いがあるとみられている。
介護保険料の全国平均が前回の改定時から211円アップした。介護保険料には地域差が生じている。埼玉県鳩山町では高齢化が進んでいる。高齢者の多くはニュータウンの移住者だ。町は住民の健康づくりに取り組んできた。各地で体操教室が開かれている。要介護認定率が全国平均を下回っている。一方、大阪市では要介護認定率が全国平均を上回っている。1人暮らしの高齢者が多い事が要因だという。2040年度に65歳以上の介護保険料の全国平均は月額9000円程度になると推計されている。
アメリカのバイデン大統領は中国政府の補助を受けて過剰生産された製品が、アメリカの企業や労働者を脅かしているなどとして、中国からの輸入品に対する関税を引き上げるよう通商代表部に指示すると発表した。中国製の電気自動車への関税をことし中に現在の25%から100%に。太陽光発電設備への関税を25%から50%に引き上げるなどとしている。
フィギュアスケートの宇野昌磨選手が14日、引退会見に臨みこれまでのスケート人生を振り返った。宇野昌磨は「引退という場をあまり悲しいというよりもすごく前向きな気持で。仲間の引退などを聞いてすごく寂しい気持ちと取り残されてしまった気持ちもあった」などと述べた。今後はプロとしてアイスショーなどで活動する。
大相撲夏場所3日目の結果を伝えた。祖父のしこ名を受け継いだ琴櫻は、きょう平戸海の挑戦を受けた。琴櫻が押し出しで勝利した。豊昇龍は大栄翔と対戦し寄り切りで勝利。3日目に白星となった。
宇野昌磨について副島萌生は「引退を決めてすっきりした表情に見えました」などと話した。