- 出演者
- 井上貴博 ホラン千秋 及川藍 深澤朝香
オープニングの挨拶。
政治資金規正法改正をめぐり、岸田総理も出席する中で審議が行われ、その後採決する日程が与野党合意に至った。自民党は政策活動費の公開対象を50万円を超える支出に限るとしたことを受けて、日本維新の会側はすべての領収書が将来的に公開されるという合意を反故にされたと主張している。これを受け自民党は政策活動費をすべて公開する方向で調整に入っている。
ジョージアは外国から資金提供受ける団体を事実上のスパイとみなす法律を正式に成立・発効。ロシアのプーチン政権が同様の法律で批判を抑え込んできたことを受け、野党や市民らは「ジョージアでも権威主義化が進む」と抗議を続けている。ジョージアはEU加盟を目指すも欧米側は法律に懸念を示していて、今後の加盟交渉に影響が出る可能性がある。
政治資金規正法の改正を巡る国会質問。立憲民主党が追及したのは、自民党が日本維新の会に譲歩し盛り込んだ、政策活動費の10年後の領収書の公開について。立憲民主党の山岸氏は、自民案に賛成の方針となった日本維新の会をけん制しながら「領収書の公開方法が明示されていない」と自民党を追及した。各党と今後、真摯に協議をしていきたいと述べるに留めた自民党に対し、合意文書を交わした維新も釘を刺した。法案への反対もちらつかせ自民党に対応を迫った日本維新の会。野党は「現場の合意を全部ひっくり返してトップで決めてしまう」と混乱の原因を解説し、岸田総理自身による説明が必要だと訴えた。日本維新の会の音喜多政調会長は「先週、自民党と合意文書を交わしたが、自民党案を検証したところ、抜け道がある状態だ」と指摘し、現時点で自民党案に賛成できないとの考えを示した。与野党は明日、岸田総理出席のもと特別委員会を開き、その後、採決する日程で合意している。改正案は明日、衆議院を通過し、今の国会で成立する見通しだが、実効性のある政治改革が行われるのか、各党の本気度が問われている。
長崎県の雲仙普賢岳で43人が犠牲となった大火砕流からきのうで33年となり、麓の島原市では遺族らが犠牲者を追悼した。大火砕流が発生した午後4時8分には黙祷のサイレンが流れた。
都内のスーパーでは定額減税セールがスタート。今月から始まった定額減税では所得税3万円、住民税1万円の合計4万円を差し引く。扶養している家族も対象で今月の給与やボーナスから反映される。政府にとって目玉の政策だが、企業には大きな事務負担が生じている。税務署では定額減税の説明会が行われていた。説明会には経理担当者など30人が集まる。説明会は1時間以上行われた。ただ、6月の使用分から電気とガス料金の補助金が終了。専門家は定額減税の効果は限定的と指摘、「かなりの部分が貯蓄に回ってしまう。物価高の逆風が非常に強い。それを打ち返すほどの影響力がない」とした。
ライドシェアは一般の人が自家用車で乗客を運ぶサービス。現在参入できるのはタクシー会社のみだが、推進派の議員らはすべての事業者が参入できるよう法整備を訴えている。先週、岸田総理は「法整備の議論は行うが期限は設けない」との方針で合意したが、超党派「ライドシェア」勉強会・小泉会長は「期限を設けない検討というのは私はありえないと思う」と発言。翌日の会議で岸田総理は「期限は設けない」との点には言及しなかった。米国の配車サービス大手のウーバー社・ダラコスロシャヒCEOは全面解禁となればウーバーも参入すると表明。「柔軟に安全対策を調整していく」。自民党は4日ライドシェアに関する合同会議の予定。慎重派と推進派で紛糾の可能性もある。
農林水産省は、能登半島地震からの復興を応援するための省内の食堂で石川県産の魚や野菜などを使ったメニューの提供を始め、被災した海女の女性らが農水省を訪れた。地震の影響で現在素潜りでの漁が停止していて坂本大臣は「来月から漁が再開できるよう石川県と連携をとっている」としている。
皇室最高齢の三笠宮妃百合子さまがきょう101歳の誕生日を迎えられた。百合子さまは脳梗塞の症状と誤嚥性肺炎で東京・中央区の聖路加国際病院に入院されている。車いすに座るリハビリを行い問いかけにはうなずかれるという。
佳子さまはギリシャ訪問の報告のため皇居の賢所を参拝された。外交関係樹立125周年などで、先月からギリシャを公式訪問された佳子さまは、首都アテネで記念式典に出席された。パルテノン神殿の修復を視察したほか、大統領を表敬訪問するなど、佳子さまは国際親善に努められた。訪問先では、伝統行事での出迎えなど多くの人から歓迎された。8日間の訪問を終えた佳子さまは、日本とギリシャの更なる友好親善を願われた。
赤坂の映像が流れ、気象情報を伝えた。
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エンディングの挨拶。