- 出演者
- 鈴江奈々 木原実 陣内貴美子 森圭介 山崎誠 河出奈都美 刈川くるみ
去年12月、妻・智子さんが腹痛を訴え救急搬送され、約2週間の入院となった。ピンチに駆けつけたのは3人の息子たち。この日、智子さんが入院する病院に向かった。智子さんが気がかりなのは夫・謙さんのこと。謙さんの体調管理をしてきた智子さんは食事や薬の投与が1人でできるのか心配していた。そこで三男・敦さんが薬の投与を担当。二男・亮さんが食事を作り、智子さんのいない謙さんの生活を支えた。そんな中、謙さんは体調の不安から「新しい店の厨房には立たない」と口にした。再開を手伝う長男・淳一さんに新しい店を任せたいという。一方の淳一さんは「いずれは店を引き継ぎたい」と言うが、新しい店に謙さんの存在が必要だと感じていた。入院から約2週間後、智子さんは退院。無事に帰ってきたことに謙さんも一安心。
去年9月の火災以来、夫婦は費用を考え、居抜き物件を借りて店を再開しようと考えていた。旧店舗から徒歩3分のところに物件が見つかった。今年3月、準備がスタート。以前、洋食店だったという店の座席数は38。費用を抑えるため、テーブルや椅子をはじめ、使用できそうな備品は全て再利用。リニューアルオープンは6月。この日はスタッフたちとメニューの話し合い。智子さんは2大看板のメンチカツとオムライスを1皿で味わえる新たなメニューを考えた。次第に話は家にこもりがちな謙さんのことに。店にはもう立たないという謙さんをスタッフたちも心配していた。再開まで約1か月。この日は自宅で淳一と智子さんがメニューなどの話し合い。すると謙さんはベランダへ。そんな夫の態度に智子さんは「あなたにも頑張ってもらわないと困る」と。智子さんは新しい店に少しでも立ち、元気を取り戻してほしいと思っている。再開2日前、運良く火事の被害を免れた創業当時からのメニューサンプルも並べられ、店では新人アルバイトのホール研修。そこには謙さんの姿もあった。謙さんは記憶に残る接客がモットーだが、体がついていかない様子。そんな謙さんにスタッフが声を掛ける。スタッフにとっても謙さんはブルドックに欠かせない存在。そして迎えた再開当日。開始30分前、約60人の客が並んだ。常連客は「応援するために来た」「大井町でまた再開してくれたのが来やすいので助かった」と話した。開店を待ちわびたお客さんが続々と入り、あっという間に満席に。この日のメニューは看板のメンチカツとオムライスの2品。次々と入る注文に厨房はフル回転。さらに2大看板を一皿にしたメニューも。メンチカツとオムライスをボリュームダウンし、一度で楽しめるようにした。約10か月、休業していたブルドック。このまま店は忘れられてしまうのかと不安に思ったことも。この日、訪れた多くの客に謙さんはこみ上げるものが。外に並ぶお客さんのもとに向かうと感謝の気持ちを込めたマジックを披露。「店にはもう立たない」と言っていた謙さんだが、お客さんが喜ぶ姿に涙が。この日、お客さんの足は途切れることなく、再開当日のお客さんは132人。智子さんは「この先、再開できてよかったと思うか分からないけど、スタッフも子供達も一緒になって頑張ってくれたから、何回も廃業しようと思ったけど本当にみなさんのおかげです」と話した。
「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」の番組宣伝。
埼玉・宮代町にある東武動物公園。日中35度を超える猛暑日となったこの日、動物たちを見てみると日陰に集まるシマウマや、扇風機の前で動かないホワイトタイガー。サルたちは岩陰で休憩中。暑さのせいか客もほとんど見られない。しかし、夕方になると多くの人が園内に。この動物園では夏休みの土日限定で夜8時まで開園。暑さを避けながら楽しめる夜の動物園を開催していた。ホワイトタイガーは夜行性ということもあり、夕方の餌やりイベントでは野性味あふれる姿を見ることができる。アメリカビーバーも夜行性で、昼間はプールの中で休んでいた。サルたちも夜になると池の周りで泳ぐ様子や岩山を飛び回る姿が見られた。
茨城県で毎週土曜日夜の営業を行っているのはサメの飼育種類数日本一のアクアワールド茨城県大洗水族館。昼とは一変するという夜の水族館。午後5時には一度閉館して急ピッチで準備が進められる。館内の照明を消し、水槽の明るさを夜モードに。昼の雰囲気とは一変、夜は水槽が際立つ空間に。そして午後6時、夜の営業がスタート。館内には夜行性のサメも。ネムリブカは昼は動かず眠っているようだが、夜は泳ぐ姿が見られる。ほかにも真っ暗な水槽には砂の中に潜るチンアナゴの様子を観察できる。
パリオリンピックスケートボード金メダリストの吉沢恋選手が世界最高峰の大会に向けて意気込みを語った。来月千葉で開催されるアクションスポーツ世界最高峰の大会Xゲームズは世界トップクラスの選手のみが招待されるこの大会は3日にわたり熱い戦いが繰り広げられる。注目はパリオリンピック金メダルの吉沢恋選手14歳で初出場となるXGamesでも再び頂点を狙う。
JR東日本や首都圏の私鉄などで作る協議会は去年夏から販売を停止していた交通系ICカードSuicaとPASMOのうち名前や連絡先など個人情報がひもづいた記名式カードの販売を来月1日から再開すると発表した。世界的な半導体不足でICチップの入手が困難になり、去年の夏から販売を中止していたが供給が回復し在庫が確保できる見通しが立ったことから販売再開を決めたもの。しかし、無記名式のSuicaとPASMOについては在庫不足が見込まれるため販売再開のめどはたっていない。
エンディングの挨拶を行った。