アイスメーカー9社が集結「アイス総選挙」。いよいよベスト5。第5位は「もちもちで2個あるので2人で分けれる」「出始めのときはすごく感動した」などの声があったロッテの「雪見だいふく」で10,535ポイント獲得。40年以上愛される言わずとしれた国民的アイス。「雪見」という名前の通り冬に食べるアイスの先駆けとも言える存在。絶賛ポイントは「もっちりした皮」。時間が経っても柔らかい理由をアンジェリーナ1/3さんが調査する。秘密を探るべくアンジェリーナさんがやってきたのは「ロッテ浦和工場」。お餅を練ったあと、アイスを包み込んでカットする。この段階ではお餅は熱々で柔らかい状態だが、なぜ冷凍した後もぷにぷになのか。その秘密が分かる研究室へ。特別に用意してもらった雪見だいふくの餅の部分だけを食べたアンジェリーナさんは「砂糖」が柔らかさの秘密であることを見破った。「アイスまんじゅう」や「あずきバー」のように柔らかさの調整に重要なのはやはり糖分。砂糖の分子は水の分子と結びつきやすい性質を持っているため、餅に砂糖を加えると水分が逃げにくくぷにぷにした柔らかさを保つことができる。ちなみに餅が甘いためバニラアイスはバランスを取って甘さ控えめ、クリーミーに仕上げているという。こうして砂糖入りの餅に包まれたアイスは容器に入れられ急速冷凍、「雪見だいふく」が完成する。さらにもう1つ美味しくいただくためにパッケージにも工夫がある。それはフタにびっしり書かれたメッセージ。このメッセージには雪見だいふくを美味しく食べるための秘密がある。雪見だいふくは冷凍庫から出して少し時間をあけて少し溶けてから食べるほうがより美味しいため、このメッセージを読んでもらうことでその時間を確保した。