いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長は「インフルエンザの患者は12月5日から爆発的に増加、その前の週から約5倍に」とコメント。今年の特徴は症状が重い。A型→急な発熱、激しい症状、全国的に流行。B型→ジワジワ流行、長引く症状、地域的流行。今シーズンの症状は、高熱・頭痛・けんたい感・吐き気。伊藤院長は「3年以上にわたってインフルエンザはほとんどなかった、今流行っているインフルエンザのタイプに強い免疫力を持っている人の比率が少ない」等とコメント。インフルエンザを予防するには、手洗い・うがい・換気・人混みでマスク。伊藤院長は「オススメは帰宅してからの口の中を清潔にする歯磨き。表面のウイルスを落とすシャワーなども有効。ワクチンを打っていない人は今からでも打って重症化をさけてほしい」等とコメント。患者急増の影響で深刻な問題となっているのが薬不足。薬局からは錠剤の代わりに粉薬で対応できるか問い合わせが。伊藤院長は「患者急増のため咳止め薬や抗生物質などが不足している」とコメント。有明ファミリー薬局薬剤師・小林和正さんは「12月3日に注文した咳止め薬が未だに入っていない状況」とコメント。約300種類の薬の入荷が遅れている。伊藤院長は「処方箋は1種類でも薬が揃わないと出してもらえない薬局もある。近くで揃う薬局を探すために薬局の電話番号をリスト化しておくと便利。年末年始にむけて市販の解熱鎮痛剤を家族用にしっかりと準備しておくのもいい」等とコメント。
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