きのうまで続いていた雨模様から一転、きょうからは全国的に晴れも予報が続き、再び35℃を超える暑い夏が戻って来る。そこで注意が必要なのが「チャーハン症候群」。作り置きしたご飯類やパスタなどを温室で長時間放置した際に発生する「セレウス菌」を原因とした食中毒を示す。「セレウス菌」は100℃で30分加熱しても死滅しないという。おととし9月には青森県の弁当製造会社が作った弁当からセレウス菌などが検出され、全国で554人に腹痛や嘔吐の症状がでるなど大きな被害がでた。いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤委員長は「特に猛暑の今年は注意が必要」と指摘する。特効薬はなく、症状を改善するには点滴で経過を見るしかないという。
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