東京銀座にある銀座かなわ。本店は創業150年で広島の厳選したカキを提供している。しかしこの時期に秋から冬にかけてノロウイルスが増加し食中毒が懸念される。都内のクリニックではノロウイルスに感染したとみられる患者が急増。カキを提供する店では次亜塩素酸ナトリウムで消毒。産地で毎週カキのノロウイルス検査を実施。生食用と加熱用の一番の違いいはカキが取れる海域。加熱用は生活排水が流れ込みやすい河口や湾内で取れたもの。カキの内臓に細菌やウイルスが蓄積しやすく菌を死滅させるために加熱する必要がある。生食用は良好な水質の沖合など浄化処理されている。かなわの料理長は加熱用にも生食用カキを使うことで好みの火加減で食べてもらうことができるという。厚労省はノロウイルスのおそれのある二枚貝などの場合は中心部を85度から90度以上の加熱が望ましいとしている。
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