おくむらmemoryクリニックの奥村歩院長がスマホ&PCとの正しい付き合い方を紹介。奥村先生は物忘れ外来で数多くの患者を診察してきたが、スマホやパソコンの使い過ぎは知らず知らずの内に脳への異変を齎すと言う。奥村先生が見た患者の一人が起きた実際のケースを紹介。患者の人は新聞記事をスクラップブックにする事が趣味のアナログ人間だったがスマホの便利さを知ってから新聞購読を辞めてネットニュースや脳トレなど家で楽しむ時間が増えていった。会話をする時に言葉が出ず手順通りに書類が書けず次第に人と会う事を避けるようになり、症状が出始めて数カ月後に認知症を疑い奥村先生の元に行ったという。奥村先生は診察をした時について「目がうつろで覇気がない状態で自分の症状や悩みを上手く言う事が出来なかった。奥さんの手助けを借りないと診察が出来ない状態だった」などと話している。患者が受けたのはMMSEと呼ばれる認知機能の検査で今いる場所や時間など11項目に答えて貰う検査を行ったという。30点満点で23から24点以下だと認知症と判断されるが、患者の脳をMRIで脳を検査したところ患者には認知症による脳の萎縮は見られなかった。そこで先生が患者に下したのはスマホの使い過ぎによる脳過労。脳過労とは脳が疲弊し心身に悪影響が及んだ状態だという。原因はスマホなどから得た情報を脳が処理できなくなる事だった。実際は脳に異変もあり患者は脳の前頭葉を中心に脳血流が低下していると先生は話している。脳過労は情報処理を司る前頭葉の脳血流の低下で起こる物だという。
住所: 岐阜県岐南町下印食3-14-1
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