アマモの研究に打ち込んでいる岡山学芸館高校3年生の平岩恋季さん。100%と書かれた黒い液体の正体は「しょうゆ」。平岩さんがつくったのは、しょうゆの原料の一つである小麦を、アマモの種で100%代用した、アマモしょうゆ。SNSでアンケートをしたところ、回答した、およそ1000人中、6割がアマモを知らないという結果に。アマモを身近に感じてもらう手はないかと、しょうゆを造る研究を始めた。将来的には、商品化を目指したいという。平岩さんは「再生活動を通して、海に興味を持ってもらうとか、こういうふうに研究をする人たちが現れるとか、そういう人と海とをどんどんつなげていくような役割もあるんじゃないかなと考えている」とコメント。