今年4月、横浜市でAIを使った医療情報の勉強会が開かれた。1カ月前に乳癌と診断された40代女性は、病気について調べる際に、AIによる回答を含めて、情報が多すぎてどれを選べばいいのかわからないとの声があった。国立がん研究センター中央病院の医師によると、AIの回答について、今使われている薬の情報ともう使われていない薬の情報が混在しているとのこと。これは、AIが情報を生成する過程で、学会や論文などの情報だけでなく、SNSや個人ブログのような根拠に乏しい情報も一緒に取り込んで情報提供してしまうことが要因であると伝えた。そこで、NHKはがん治療に詳しい医師とWEB検索に詳しい専門家の協力を得て、AIが表示する医療情報の分析をしたところ、4割近くの情報にリスクがあると判断された。そんななか、横浜市は信頼できるAIを育てていくという取り組みがあり、その一環として「よこはまランタン」というがんに関する情報に特化したAIを紹介。これは、情報を生成する際に学会や公的機関の情報のみ参照されるようになっているという。最後に、「がんのAI相談 注意点」について、より詳しい情報を得るためのQRコードを紹介し、がんに関する体験談や情報について視聴者の声を投稿できるフォームを紹介した。
