大西卓哉さんら4人の宇宙飛行士を乗せてアメリカ・フロリダ州から打ち上げられた民間の宇宙船クルードラゴンは打ち上げからおよそ29時間かけて日本時間のきょう午後1時過ぎに国際宇宙ステーションへのドッキングに成功した。その後、国際宇宙ステーションのハッチを開ける作業などが行われ先ほど午後2時40分ごろ大西さんらが船内に入り、およそ半年間の長期滞在を始めた。長期滞在期間中、大西さんはJAXA宇宙航空研究開発機構が新たに開発した二酸化炭素除去システムを実験棟「きぼう」に取り付け将来の有人宇宙探査を見据えた実証実験などを行う計画。また日本人宇宙飛行士としては若田光一さんと星出彰彦さんに続いて3人目の国際宇宙ステーションの船長に就任することになっている。