くふうハヤテベンチャーズ静岡はスポンサー探しも急務だった。独立リーグが1~2億かかる中、ファームリーグに参入した静岡は5倍以上かかるという。スタッフ不足のため、池田社長が自ら営業活動を行う。池田は自宅のある東京と静岡を往復する日々で家族とはすれ違いの日々が続く。27歳でアメリカに留学し、マイナーリーグの魅力に触れた。帰国後は四国アイランドリーグでGM・球団代表を歴任したが、立ち上げた九州の球団が経営難で解散した。池田は「1軍に新しいチームができるなら手を挙げていない。選手を育成して1軍に上げていくから是非ってなりました」と語った。予算も人員も足りないため、編成担当の榎本さんも食事の準備からバッティングピッチャーまで様々な仕事を兼務していた。池田社長の想いに共鳴して一緒に仕事したいと思ったという。