オーストラリア議会が可決した法案、16歳未満のSNS利用を禁止する法律。米国ではインスタグラムやTikTokを念頭に7割の州で未成年のSNS利用を規制する法案を検討、うち12州で法律制定に向けた動き、制定している州もある。ユタ州は去年18歳未満がSNSアカウントを作る際、保護者の同意を義務付ける法律を制定。規制の動きはヨーロッパでもみられる。EUの法律で未成年者に対する広告規制もある。フランスでは15歳未満がSNSのアカウントを作る際、保護者の同意を義務付ける法律が制定されたが利用者の年齢を確実に認証するのは技術的に難しく施行されていない。三原じゅん子こども政策担当大臣は「諸外国の取り組み事例の把握や有識者のヒアリングなどを行い課題と論点整理を行う予定」としている。こども家庭庁は今週ワーキンググループを設置して議論していく。