子どもの発育状況などを記す母子健康手帳が来月から一部見直される。成長を記録する発育曲線のグラフが1000グラム未満で生まれた超低出生体重児の子どもに対応できる形に変わることになった。毎年2000人以上生まれている1000グラム未満の超低出生体重児。500グラム未満で生まれた子どもの生存率も医療の進歩によって高くなっている。そうした状況や親の声を踏まえてこども家庭庁が見直した母子健康手帳の発育曲線のグラフを紹介。10年をめどに行われているグラフの改訂に合わせて目盛りの最小値を体重は0に、身長は40センチだったのを20センチにした。新たな手帳は来月から配付される。