東京都内にある「炉端とおでん 呼炉凪来」は、550円で「お通しおでん」が食べ放題で人気。しかし、このおでんダネにも値上げの波が迫っている。練り物の仕入れ値は、去年の同時期と比べて約1.5倍に高騰しているという。影響は家庭のおでんにも及んでいる。専門店「塚田水産」では、10円ずつ値上げしたという。値上げをしたくても簡単には上げられないという店の葛藤の背景にあるのが、練り物の原料となるタラのすり身の高騰。アメリカ産冷凍たらのすり身の輸入価格は徐々に上がり続け、去年の同じ時期と比べて1kgあたり100円以上高くなっている。一方、千葉市にある鮮魚店では、練り物の品数を2~3倍に増やしているという。しかし、仕入れ値が全体的に2~3割上がっている。年末年始のおせち商戦を前に、川口市のスーパーでは練り物の仕入れや価格設定に頭を悩ませていた。
