野菜の価格について、例年と比べ先週はレタスが約1.3倍でアキダイでは1玉約257円、ニンジンは約1.4倍でアキダイでは1袋約170円、玉ネギは約1.3倍でアキダイでは1玉約185円となっている。先月29日、都内のスーパーで白菜が1玉842円で売られ、兵庫県のスーパーでは1玉1404円で売られており、白菜は平年比で約2.4倍で、アキダイでは仕入れ値が平年の3～4倍の時期もあり、今は2倍になっているという。
千葉県船橋市の「中華そば 温故知新」では白菜を使った「天理スタミナラーメン」850円を先月19日から2ヶ月間の期間限定で販売する予定だったが、白菜の高騰を受けて約2週間で中止を決断した。
キャベツは先週の値段が平年比で約1.4倍で、アキダイでは昨日1玉257円で販売しており、春キャベツの仕入れ値が平年の2倍に高値が続いているという。鈴木農園では本来キャベツの出荷品は約24cm1.72kgだが、現在約10cm220gが出回っているという。急激な暑さや寒さの変化で野菜もストレスを感じ、育成が止まり収穫が遅れているという。4000～5000個の半分が規格外で破棄せざるを得ないという。春キャベツは先々週頃から高騰し、先週は特に高かったという。冬は暖冬の影響でどんどん出て、その後の春キャベツが3月低温だった影響で生育が遅れたという。
月島もんじゃ わらしべ弐番街店ではキャベツの仕入れ値が先月頭1500円1ケースだったところ、先月下旬から2100円になったという。キャベツの仕入れ値が上がってももんじゃ焼きの価格は変えていない。
ミニトマト、ピーマン、長ネギなどが高騰している。来週～再来週からは全般的に下がるとみられるという。今年の冬は暖冬で本来この時期に育つはずだった野菜が早く出荷され当時は安くなったが、本来今採れなければいけなくなったものに関して寒の戻りで育ちにくくなり、4月前半も出荷量は平年を下回り高騰しているという。あと約1週間は高値が続き、来週末頃から値段が戻るとみられる。タケノコは4月に出始め、ものがよくて値段が下がっているという。キュウリは群馬産のものが主流で、出回りが今後よくなるという。天候により値段が上がるタイミングがあるとみられる。