2017年、茨城・つくば市で坂上忍は保護施設を見学する企画で、サンちゃんと出会った。サンちゃんは元猟犬で、猪の罠に引っ掛かり、前脚を切断。犬の中にいても単独で生活しており、坂上忍は本家坂上家にお迎えし、「筑波サンタ」と名付けた。坂上忍が、サンタと兄弟の距離を縮めて欲しいと思っていた時、サンタに首を噛まれるという事件が発生。その時、坂上忍は「人間の都合で距離を縮めたらダメな子もいる」と教わったという。サンタには狩猟犬の気質があり、彼女さんには心を許しているが、坂上忍には心を開き切っていない。サンタは坂上忍に懐かない始めてのワンコで、「しつけをしないしつけ」という新たな経験を生んだという。