海の環境が大きく変わる中、新たな挑戦が始まっている。陸の水槽で魚を育てる陸上養殖。石巻市の「おしかの学校」では、今年度からサバの陸上養殖を始めた。600匹育てており、順調に生育しているという。海上養殖では天候や海の環境変化など自然の影響を大きく受けるが、陸上養殖では水温や塩分濃度まで機械で制御でき天候にも左右されない。魚の内臓に寄生し食中毒の原因となるアニサキスにも、悩まされることはない。人工的なエサのみを与えることで、アニサキスが魚の体内に入ることはない。おしかの学校の藤本悠仁氏は「一度も冷凍せずにお刺身で食べられるサバがつくれる」と話した。
