野菜の皮や切れ端などの生ゴミを使って無農薬で栄養豊富な土をつくる教室が、佐伯市の保育園で開かれた。この教室は子どもたちに食べ物の大切さとともに農薬を使わない野菜作りに関心を持ってもらおうと、佐伯市で食育活動を行う市民グループが開いた。きのうは市内の保育園の園児と保護者20人余りが参加し、初めに紙芝居を見ながら生ゴミが土の中の微生物の働きによって分解され栄養豊富な土に変わることを学んだ。このあと実際に土づくりに挑戦した園児たちは、にんじんやキャベツなどの野菜くずを細かく刻んだあと、かぶせたシートの上から念入りに踏みつぶした。最後に野菜くずを発酵させるための菌や米ぬかを含んだ粉を振りかけ、分解を助けるミミズやダンゴムシがいる土と混ぜ合わせた。生ごみはおよそ1か月で野菜作りに適した土になるということで保育園では今後この土を園内の畑に入れて枝豆などの野菜作りに挑戦するという。