松本義男氏は至高の焼き芋をつくる仙人と尊崇されている。茨城県産のべにはるか、薪には1年をかけて水分を飛ばして燃えやすくしたケヤキ、スギを使う。釜の温度は70~80度をキープしていて、松本氏は手で触れることで焼け具合を確かめ、芋の放つ香りで美味しくなる瞬間を見極めている。焼いた芋は温度が違う場所に移し、数時間寝かせることで蜜が溢れ出す焼き芋が完成する。一旦冷やし、自然解凍させた後に食すとより甘くなるという。
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