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- マツコ・デラックス 藤森祥平
千葉のトップマート1号店が惜しまれつつも閉店。高齢化社会、働き手不足の2030年問題について北関東スーパーは考えている。北関東の65歳以上の高齢者の割合を示す。茨城県では2030年に32.7パーセントになっている。高齢者は時間に余裕があり、食にお金をかける人が多い。
KASUMI新業態BLANDE。KASUMIは、献立相談もできるという。BLANDE 研究学園店は2022年にオープン。滞在型のスーパーだという。高齢者も買い物しやすいという。会員制というシステムもある。年会費5000円。年会費3000円で送料無料。
ベルク白岡上野田店では、ポップコーンが99円!質と安さにこだわっている。ベルクの新業態がCLBE。クルベ江木店では、2030年を見据え、商品棚を-20センチに。人件費や経費削減を追求している。CLBE限定海鮮丼、4種類の弁当などがやすい。カートにカゴがついていない。会計の流れもスムーズになる。仕入れた食材を箱のままで店頭に出す。コンベアで商品を運び、店員は陳列のみ。お会計は現金のみ。決済手数料や導入時の費用削減。ベルクよりもさらに安いという。
オープニング映像が流れた。
スギアカツキさんについて。東京大学で農業や食品について学びつつカフェでアルバイトをしていた。そこで知り合った”王子様”とお茶に行き、恋愛に発展しないことに悩んで聞いたところ「大根1本いくらか知ってる?生活をやりくりできる女性ではないよね」と言われて答えられなかったという。それ以来スーパーで観察するのが日課になり、現在では日本・海外3万軒のスーパーを巡り、カゴの中身を見るとその人の生活スタイルや性格がわかるようになった。北関東のスーパーの魅力は「県民の好みや特徴に合ったお店づくり」。
茨城県のスーパーは県民の地元愛に答えるべく、茨城県産の食材を数多く販売。茨城県産のプライベートブランドも取り扱う。更にカスミの新形態「BLANDE」では笠間の栗を使ったスイーツも販売している。
「スーパーツカダ」では店製造の干し芋が看板商品。茨城県産の糖度約15度の紅はるかを使用していて、ふるさと納税ランキングでも1位を獲得している。6年前から自社での製造を開始した。試食したマツコは「このままでも美味しいけど炙ってバターを乗せる」などとコメント。
栃木県民は控えめで個性的だとスギアカツキさん。そんな県民性に合わせ、県内のスーパーでは他県と比べてポップが目立たず控えめだが、陳列でさりげなく個性を出しているという。「フードオアシスオータニ」は栃木の紀ノ国屋と呼ばれていて、丁寧な陳列が特徴。年間売上約100万個のコロッケが看板商品。下野の野菜を使った惣菜も大人気だという。「下野農園にんじんラペ」を試食したマツコは「ここ絶対サラダも美味しいと思う」などとコメント。
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総務省によると高血圧性疾患による死者数は群馬県が1位という。漬物や甘辛い味噌の「焼きまんじゅう」などが愛されていることも背景にはあるという。その一方で「さわやか邑楽健康体操」などの試みも行われ、スーパーも健康を心がけた品を扱う様子が見られるという。
群馬県を中心に展開するフレッセイは鮮魚商が由来であることから鮮魚コーナーが強いのが特徴。だし香るシリーズは減塩と出汁の旨味を同時に兼ね備えていて、「だし香る玉子屋さんの玉子とうふ 3パック」など様々な商品が展開されるとともに、年に約250万個を売り上げている。
高崎市のスーパーまるおかはオーガニック・有機栽培野菜を全国から取り入れているのが特徴で、わざわざ東京から足を運ぶ人もいるという。会長の丸岡守さんによる健康のヒントが壁には掲げられているが、売れるものよりも美味しいものにこだわっているという。オープン前にはラジオ体操を行うなど、スタッフに対しても健康のこだわりは強いのが特徴。「グロッサリートートバッグ」もあり保冷仕様であるとともに拭きやすいのが特徴。
群馬・スーパーまるおかのイチオシは「タルトポワール」。2007年にスイーツの世界大会で優勝した経験のある地元出身の柳正司さんが手掛け、香料に頼らず北海道の生乳から作られた芳醇なバターと洋梨の香りを楽しめる。他にも「まるおか 酪農家限定バター【発酵有塩】」などこだわりの製品が揃っている。
続いては埼玉県から。住民基本台帳人口移動報告 2023年(令和5年)によると、全国でもファミリー層が転入超過となっているのはさいたま市だといい、スーパーの利便性の高さも背景にあると見られる。
スーパーマルサン 越谷花田店に足を運ぶとオープン前から行列が見られる盛況ぶりとなっている。月に1度のじゃんけん大会は勝利できれば6000円分の商品を1079円で購入することができる。イベント以外でもゲリラタイムセールもある。大量に仕入れを行うことで多くのお客さんが購入しに集まるというシステムだという。
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埼玉のローカルスーパー「マミーマート」が2019年から業態転換し、年間1400億円以上を売り上げる「生鮮市場TOP」。コンセプトは、料理好きが週一で通いたくなるスーパー。肉は、国産牛を一頭買いしているため、希少部位が揃っている。プロの料理人が通うほど豊富な食材が揃っている。大量に仕入れし、箱売りすることで、コストを削減して安さを実現している。1日約200種類のお惣菜を販売している。国産鶏使用のとり天は、年間売上4億円の名物お惣菜だ。自社工場で生産することで経費を削減し、味と安さを実現している。スギさんのおすすめは、Bigハンバーグのシカゴピザ。税込754円。マツコは試食し、デブが好きな味などと話した。
スーパーの惣菜で人気なのは、コロッケなどの揚げ物だが、スギさんが注目しているのは魚料理。スギさんによると、高齢者が魚料理を好むほか、海なし県の魚に対する願望が強いという。1世帯あたりのマグロ購入数量ランキングでは、宇都宮市や前橋市などが上位5位に入っている。
北関東スーパーのトレンドである魚料理を紹介する。群馬県のスーパーまるおかでは、奄美大島産生本マグロをほぼ毎日仕入れている。「生本マグロづくし」は、中トロのみを使ったお寿司。赤身で脂がのっていて美味しいという。