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- マツコ・デラックス
全国1211か所の道の駅が大集結。グルメからアクティビティまで一挙紹介。
道の駅マニアが訪問した場所を塗りつぶして行き、回った数で順位を競っている「全国道の駅塗りつぶし同好会」。その23位として2年前に登場したのが平賀さん。知られざる激レア郷土料理に、絶景が見える秘境の道の駅まで豊富な知識でマツコを唸らせた。今年4月、17年かけてようやく全国1207か所全制覇を達成。その1週間後に新しい道の駅がオープンし、ランキングが12位に転落。同好会で1位タイn君臨し続ける佐々木さん。平賀さんに道の駅の楽しみ方を教えた師匠でもあり、代官山やまびこの料理人。
1993年にスタートした道の駅が、近年怒涛のオープンラッシュ。先月、道の駅八千穂高原が誕生し、現在全国の道の駅は1211か所。今や国民的レジャー施設に。さらに道の駅が世界進出し、東南アジアを中心に50か所以上もオープンしている。全国道の駅塗りつぶし同好会1位と12位が、最新ご当地グルメから、絶滅寸前のお母さん手作りの郷土料理まで永久保存版のラインナップで紹介。
道の駅が急増する理由は、道の駅がもたらす経済効果。道の駅の売り上げが1年間で2500億円。道の駅国見あつかしの郷の「国見バーガー」が福島にもたらした経済効果は、9年間で117億円。道の駅でしか買えないご当地商品が満載。
特に今、道の駅は名物グルメの開発に尽力しており、とんでもないお金を生み出す最新グルメが次々と生まれている。群馬県前橋市に昨年3月にオープンした道の駅まえばし赤城の巨大なフードコートには、行列の絶えないらーめん店からグルメバーガーなど地元の人気店17店舗が集結。売上No.1グルメが、群馬のブランド牛・赤城牛を低温調理したローストビーフ丼。オープンから2年経たずに約5万食を売り上げ。
2021年にリニューアルオープンした宮城県石巻市にある上品の郷で販売されているのが、石焼丸ごとトマトパスタ。全国道の駅グランプリで圏外から5位に。
全国1211か所から驚きの経済効果を生み出す道の駅大ヒットグルメを紹介。道の駅 常総の「ぼくのカスタードメロンパン」は、生産量日本一の名産品メロンを生地に練り込んだ贅沢なメロンパンで、オープンから1年間で25万個の大ヒット。
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長野県の北西端にある長野・小谷村は、全国的にも珍しい2つの国立公園がある。道の駅 小谷は、小谷村で使用しなくなった古民家の梁や柱を加工して再利用。地元を潤す大ヒットグルメが、日替わり定食のとんかつ。一見普通の定食に見えるが、全体売り上げの4割を叩き出すグルメ。その理由が、年間80頭しかとれない小谷野豚を使用している希少性と、かまどの直火で炊き上げるご飯。
経済効果をもたらす人気グルメは他にも。信州百名山虫倉山の麓にある道の駅 中条で年間1万9千食売れる大ヒットグルメは「おぶっこ」。煮込みうどん風の郷土料理で信州みそのスープに旬の野菜と平打ち麺が入っている。
道の駅塗りつぶし同好会のご当地グルメ夢の組み合わせを紹介する。福井県道の駅西山公園の吉川ナスバーガーと高知県道の駅四万十とおわのしまんと地栗モンブランの組み合わせ。鯖江インターチェンジから車で約5分の道の駅西山公園はハルには約5万株のつつじが咲く名所、敷地面積が日本一小さい西山動物園が隣接している。名物は1000年以上の歴史を誇る伝統野菜の吉川ナスは重さ300gの丸ナスで県外からも客が訪れるという。吉川ナスは栽培が難しく2009年に栽培していた最後の方が亡くなったが有志が集まり年間5万個以上出荷できるまでこぎつけたという。ご当地グルメの吉川ナスバーガーはナスの真ん中を2センチ以上輪切りにして衣をつけて揚げ自家製の鳥そろぼ味噌と新鮮な野菜をはさんでいる。
平賀さん考案ご当地グルメ夢の組み合わせ2品目を紹介。高知県日本最後の清流と呼ばれる四万十川が流れる町にある道の駅 四万十とおわは全国道の駅ランキング13位にもなった。名物はしまんと地栗を使ったしまんと地栗モンブラン。四万十川の流域は栗の名産地で糖度が通常の2倍、メロンを上回り通常の2倍の大きさという。平賀さん考案のナスバーガーと地栗モンブランの夢の組み合わせを紹介した。
平賀さんのご当地グルメ夢の組み合わせ2品を紹介する。福井県西山公園の吉川ナスバーガー 鳥そぼろ味噌味を試食、「安すぎですって。美味しい。野菜がすごいうまいよ」と絶賛、肉厚な吉川ナスは肉にまけないジューシーさで鳥そぼろ味噌は手作りという。高知県のしまんと地栗モンブランを試食し「めっちゃ甘いんだけど」などと感想を話した。ペーストは地栗を10個使用しくりきんとんのような濃厚な甘さがあるという。中には無糖の生クリームと土台はチョコクランチを使用し味の変化を楽しんでほしいとしている。
道の駅塗りつぶし同好会の佐々木さんが考えたご当地グルメ夢の組み合わせ、山梨道の駅 なるさわのまぜご飯と北海道道の駅あいおいの手作り豆腐を紹介する。中央自動車道河口湖インターチェンジから来るまで約20分にある道の駅 なるさわの最大のうりは富士山の絶景。絶対に食べてほしい名物グルメは伝説の野菜を使用したまぜご飯だという。
一品目は道の駅 なるさわの鳴沢菜を使用したまぜご飯。鳴沢菜は江戸時代から栽培されている蕪菜の一種で、生産量が少ない激レア野菜となっている。まぜご飯は刻んだ鳴沢菜をしいたけや油揚げなどと濃いめの醤油味で炊き、ご飯に混ぜたシンプルな一品。
2品目は道の駅 あいおいの豆腐。道の駅内に工房があり、100年続いた地元の名店から受け継いだ製法で毎朝手作りしている。素材は十勝産大豆と地元の天然湧水を使用している。
北海道の道の駅あいおいの手作り豆腐は強い弾力と十勝産大豆ならではのコクが楽しめ、おかか醤油で食べるのがオススメ。山梨県の道の駅なるさわの鳴沢菜まぜご飯は甘みが強い鳴沢菜としいいたけの旨みでご飯が進む一品。この他鳴沢菜を使用したラー油を紹介するなどした。
「あのクズを殴ってやりたいんだ」の番組宣伝。
ライオンの隠れ家の番組宣伝。
近年道の駅に隣接するホテルフェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテルが営業開始するなど、道の駅でレジャー・グルメなど観光の全てが完結する施設が増えている。