きのう、東京・豊洲市場でマグロの初競りが行われた。最高値の一番マグロとなったのは青森・大間産のクロマグロで2億700万円。去年の1億1424万円を大きく上回った。競り落としたのは都内のすし店などを経営する「ONODERA GROUP」からの依頼を受けた仲卸業者「やま幸」。5年連続で一番マグロを競り落とした。初競りの最高値は2021年~2023年まではコロナ禍で1000万~3000万円台となったが、今年は2019年の3億円超えに次ぐ過去2番目の高値。その後、一番マグロは銀座おのでら本店へ。競りから約8時間後、一番マグロの解体ショーが行われ、この店では2貫1160円で販売。一番マグロを釣ったのは漁師歴25年の竹内正弘さん。おととい午前8時ごろ、津軽海峡ではえ縄を使って釣り上げたという。竹内さんが一番マグロを釣り上げたのは8回目、今回最も高い値がついた。