ここからは立憲民主党・野田佳彦代表、毎日新聞・論説委員の佐藤千矢子さん、政治ジャーナリストの田崎史郎さん、TBS報道局・岩田夏弥政治部長に話を伺う。野田氏の初当選は1993年、2011年に内閣総理大臣に就任し、2024年に立憲民主党・3代目代表に就任。趣味はプロレスなど格闘技観戦。野田氏のホームページで恵さんが気になったのは「『極論』の先に、真の解決はありません。複雑に絡み合った糸を一つひとつ解きほぐし、進むべき道を見出し、一歩一歩、粘り強く、着実に進んでいく」という部分。清水さんは「僕自身が船橋市出身で、数年前まで船橋に住んでいて、野田さんが地元の夏祭りにも来られていて、本当に地道に足を運んでくださって、チラシも配っておられて。でも朝の忙しい時なので皆さん受け取らなくて、あとで野田さんんって気づくみたいな、それくらい実直な方」などとコメントした。今回の衆院選の獲得議席数は、自民191、公明24、立憲148、維新38、国民民主28、れいわ9、共産8、参政党3、保守3、社民1、その他12だった。立件の獲得議席数について野田氏は「臨時国会を10月1日から開催ですが、普通は困っている能登の復旧・復興のための議論をちゃんとするんだろうなと。あるいは通常国会では十分でなかった裏金問題についても一定程度議論し、それから信を問うと思っていたんですが、まさか戦後最短の解散で、事実上”裏金隠し解散”。この問題を許してはいけないという思いでずっと訴え続けた。一番の要因が自民党の敵失。野党第一党として政治とカネの問題も厳しく追求してきたが故に支持が集まったということだと思う」などと話した。田崎さんは「各党の勝敗ラインをどこで測るかというので、まず過半数を取れるかどうかというのがある。自公で過半数を取れないと思った時、その後どうやって勝敗ラインを置くかというので、どちらが第一党になれるかどうかだった。先週土曜~日曜にかけては立憲民主党が第1党になるかも知れないと思ったけど、結果は第2党だった」などと話し、野田氏は「自公の過半数割れを狙っていたし、現実味が後半に出てきた。そこまで追い込めた事自体は1つの前進だと思うが、比較第1党を目指していたので、そこには届かなかった。第2党は結構難しい立ち場。でも『政権交代が最大の政治改革』と言った以上は可能性があるなら首班指名選挙でご指名いただけるように粘り強く各党と交渉している」などと話した。