アカデミー賞で長編アニメーション賞に宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」と山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が受賞した。スタジオジブリでは受賞が決まると歓声が上がった。「君たちはどう生きるか」は宮崎監督が引退宣言を撤回し、7年の制作期間をかけて作り上げたオリジナルストーリーである。日本の作品が長編アニメーション賞を受賞したのは2003年の「千と千尋の神隠し」以来で、宮崎監督がこの賞を受賞するのは2度目である。鈴木敏夫プロデューサーは「僕が彼と話したのは電話でおめでとうと言うと、お互い様だと言っていた」と話した。また視覚効果賞には「ゴジラ-1.0」が選ばれた。日本映画が視覚効果賞を受賞したのは初めてである。山崎監督は「この賞は誰にでもチャンスがあることを証明してくれた」などと話した。