カザフスタン・アスタナから中継。中国はロシアへの軍事支援を否定する一方で、ロシア軍のウクライナ撤廃を求めてこなかった他、先月のウクライナ和平案を話し合いう「平和サミット」も欠席した。さらに、「平和サミット」の前には、ブラジルとともにロシアとウクライナ双方が認める会議の開催を主張する独自の提案を行うなど、ロシア寄りとみられる対応を続けてきた。ただ、ロシアと一体化してるという見方は避けたいと考えてる。中国国内の景気の先行きは、未だ見通せない。去年1年間の外国企業からの直接投資は、前の年から80%以上減少して30年ぶりの低い水準となった。習首席は、今年4月にドイツ・ショルツ首相を中国に招いた他、5月にはフランスを訪問し、マクロン大統領とも会談し、投資を呼びかけた。アメリカとも閣僚との往来で、意思疎通は続けており、関係の安定化に努めてる。