東京23区の一人暮らし向けマンションの平均家賃が初めて10万円を超えた。東京・新宿区・早稲田大学から徒歩5分、8畳ワンルームの物件は今年4月から14万円に値上がり。家賃の引き上げが相次ぐ。ROOMPIA早稲田駅前店・榊枝店長によると、学生の街と知られる早稲田駅周辺も学生には住めない街になりつつあるという。家賃高騰は学生以外にも新卒社会人も直撃。初任給を大幅に引き上げる企業が相次ぐが、東京23区の家賃はそれを上回る。アットホームラボ・磐前執行役員は「大学生にときに住んでいた場所に社会人になっても住んでいる人は増えている」と話す。