ニューヨークから中継で、大和証券CMアメリカの高橋諒至がフィジカルAIについて解説する。フィジカルAIはロボットや自動運転などの物理世界でのAIを指すが、ここでの競争が激化している。今月テスラが、テキサス州で提供している自動運転サービスの一部を完全な自動運転にシフトしたと発表。アマゾン傘下のズークスも、去年9月からラスベガスの一部地域でドライバーレスのサービスを開始した。ズークスは運転席が無い車体設計という先進的な取り組みを進めており、市場の関心が高い。また今月始めのCESで、韓国の現代自動車が発表したヒューマノイド「アトラス」の性能が高く、現代の株価が昨年末から一時2倍ほどに達するなど注目を集めている。フィジカルAI開発が加速している背景には、AIの導入がある。ロボットや自動運転の開発にも大量のデータが必要で、AIによるデータ学習の効率化が進展を支えている。エヌビディアはフィジカルAIで半導体の利用増加が期待できるほか、ロボットの学習やトレーニングを行うシミュレーター等、フィジカルAIの開発環境も提供しており恩恵を受けそうだ。ファクトリー・オートメーションを手がけるロックウェルにも注目。モーターやドライブ等の製品の提供に加え、工場効率化支援ソフトウエアも提供している。ロックウェルは1社でハード、ソフトの両面からソリューションを提供でき、幅広く需要が見込めそうだ。
