大統領選挙まで半年。4年ぶりの対決となるが、相変わらず批判合戦が続いている。トランプ氏がSNSで言った「ユニファイドライヒ」はナチスを連想させるとして批判されているが、これはスタッフ側のミスで、本人のメッセージではないとしている。しかしトランプ氏は過去にも「移民は我々の地を汚している」と発しており、これはヒトラー「我が闘争」での表現そのままだという。いま熱を帯びているのがトランプ氏が演説中にした約30秒間のフリーズ。これが演出なのか健康上の問題なのか論争になっている。トランプ陣営は日々バイデン大統領の「老い」をもって攻撃しているが、バイデン陣営からも「あなたもお年寄りじゃないか」とこの沈黙の動画をもって反撃された。トランプ氏は自身のSNSで「30~60秒の沈黙は音楽を使用する私の演説では標準的なもの」などと反論している。また反撃としてバイデン大統領のト書きまで読んでしまう演説ミスの映像もSNSにアップした。バイデン氏は過去にもカンペの指示をそのまま読んでしまったことがあるという。