飲食店でおしぼりを出すようになったのは手と足を拭くため。全国おしぼり協同組合連合会の中塚さんが解説。最古の記録は江戸時代で、旅籠で旅人のために手ぬぐいと桶を用意したと言われている。東海道五十三次では、宿の玄関先で客が汚れた手足を拭く様子が描かれている。現在のおしぼりの出され方は、戦後に喫茶店で濡れたおしぼりを出したのが始まり。貸しおしぼり業が普及し、昭和35年頃ビニールで包装する機械が登場した。昭和39年の東京オリンピックで外食産業が盛んになり、日本初の電気式タオル蒸し器が登場。昭和48年には使い捨ての紙おしぼりが登場。2021年の東京オリンピックで記者たちに布おしぼりが提供され、世界でも注目された。男性が顔をおしぼりで拭くとおじさん臭いと女性に冷ややかな目で見られてしまう問題について、中塚さんは女性は化粧をしているので自分も拭きたいのにという嫉妬が原因ではないかと話した。おしぼりで顔を拭くとオキシトシンが増加するという研究結果が2024年に発表された。
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