クジラは豊富にあるプランクトンを食べ続けた結果、巨体がつくられた。国立科学博物館の田島さんがスタジオに登場。世界中のいちばん生物量が多い生きもののひとつがオキアミとされているので、プランクトン(オキアミ)を食べる選択肢は理にかなっているという。ナンキョクオキアミは南極海での生物量が6000万~4億2000万トンと推定されている。大量の獲物がいる環境がクジラの巨大化の大きな要因となっている。クジラは消費エネルギーを抑えながら効率的に多くの獲物を食べられるという。スタジオに本物のヒゲ板が登場。セミクジラのヒゲ板は上アゴに沿って1枚ずつ規則正しく並び、合計約400~500枚生えている。クジラ以外にもプランクトンを食べているのはウバザメ、ジンベイザメ、メガマウス。鰓耙というほとんどエラに近い部分でヒゲクジラと同じようにプランクトンをキャッチしてエラから海水を出している。獲物をこし取って食べる動物は他にもいる。カニクイアザラシの口の中はすきっ歯によってオキアミをからみ取っている。
住所: 東京都品川区東品川2-2-43
URL: http://amanaimages.com/
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