認知症には前段階「MCI(軽度認知障害)」がある。健常な状態と認知症の間で、人の名前を忘れるなど軽い「もの忘れ」はあるが、日常生活には支障がないという状態。認知症になってしまうとMCI(軽度認知障害)に戻るのは難しいが、MCIから健常な状態に戻ることは可能だという。MCIの早期発見が大切。アルツクリニック東京・新井平伊医師によると、変化を見逃さないことが大切だという。新井医師によると、認知症の原因物質とみられるアミロイドβは20年以上かけて脳内に蓄積し発症する。認知症予防には、アミロイドβを脳内からいかに排出していくかが大切。新井医師は、正しい生活習慣が一番大切と話している。例えば、バランスのとれた食生活、毎日6時間から7時間の睡眠、軽くてもよいので毎日の運動を継続。全国の市区町村に設置してある地域包括支援センターでは、無料の認知症相談窓口を設置している。ここでは医療機関などとも連携しており、必要に応じては医療機関を紹介してくれるケースもあるという。