20日に誕生日を迎えたバイデン大統領。81歳と史上最高齢のアメリカ大統領であるバイデン氏。健康診断では大きな問題はないとしているが、壇上で転んだり、演説中に咳き込む場面も。世論調査では大統領職をもう1期務めるには歳を取りすぎていると答えた人が76%に上った。有権者は「引退すべき」「年齢は関係ない」等と話した。一方で外交政策への批判も出ている。ハマスと戦闘を続けるイスラエルに対して全面支持を表明しているが、ミシガン州立大学・ラジェバルディ博士は「我々の調査ではイスラム教徒の95%がバイデン大統領を支持しないと答えた。アメリカのイスラム教徒はバイデン大統領に深く失望し裏切られたという計り知れない感情を抱いている」と指摘。イスラム教徒が多く住むミシガン州では反発が拡大。来年の大統領選挙で鍵を握る激戦州6州うちミシガンを含む5州では共和党の有力候補・トランプ前大統領の支持率がバイデン氏を上回った。バイデン氏は有権者に「力を合わせれば我々に不可能なことは何もない」と力強く訴えている。