米国大統領選挙ではテレビ討論会以降バイデン大統領に対して撤退を求める声が一部で出ているが、米国のメディアでは大統領の考えを探ろうと側近と、どのようなやり取りをしているかを巡る報道も過熱している。大統領は自身の選挙運動の将来を再検討しているのかもしれない。側近によると今後数日が鍵だと内々に認めたそう。近しい存在の2人に自分が厳しい立場にいることは分かっていると語った。この会話を知る情報筋は「大統領は今でも自分をトランプ氏を打ち負かすのに最適な候補だとみているが、今後については柔軟でオープンだ」と述べた。それでもホワイトハウスの報道官は大統領は絶対に撤退しないと主張する。2人目の民主党下院議員が大統領に撤退を求めた。大統領は討論以来初めて議会の民主党幹部に接触し、この24時間でシューマー上院院内総務、ジェフリーズ下院院内総務、デラウェア州・クーンズ上院議員、サウスカロライナ州・クライバーン下院議員と話し合った。3日夜には15人以上の州知事と会合を開き討論の余波について話し合いる。