昭和20年7月3日、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、集団疎開のために石垣島から台湾に向かっていた輸送船2隻がアメリカ軍の攻撃を受けて沈没するなどし、島民80人以上が犠牲となった。それから80年となったきのう、石垣市で慰霊祭が行われ、遺族など約30人が参列。慰霊祭をめぐっては、遺族の高齢化が進む中、簡素化すべきではないかという議論も行われてきたが、遺族会の総会では会場設置や整備などに市や市民の協力を得て、これまでどおりの規模で続けていくことが確認された。
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