日米間税交渉について渋谷和久と今村卓を迎え読み解く。会談の様子を振り返り渋谷氏は「閣僚1人に対してトランプ氏が50分も時間を取った。思いを赤澤大臣が聞けたのは良かった」などとコメント。今村氏は「トランプ氏の強い危機感。関税策を立て直したい、交渉の意気込みを表している」と説明。日本が関わる関税措置として自動車、鉄鋼・アルミが25%。相互関税として24%が課せられたが90日間停止されている。各国には一律で10%が課されたままとなっている。今回の交渉で一致したのは、可能な限り早期で合意・今月中に実施・事務レベルでのも交渉を継続の3点。トランプ氏は「日本の安全保障の負担が少ない」と不満を漏らし、「日本ではアメリカの自動車が走っていない、特産品も買ってくれない」と述べた。貿易赤字についても多額になっていると主張し、対日貿易赤字をゼロにした意向を示している。今村氏は「トランプ氏の交渉に従うのは日本にとっては得策ではない」と指摘。
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