メキシコ・チワワ州にあるナイカ鉱山で2000年4月、クリスタルの洞窟が見つかった。広さはバスケットコートほどで、四方八方から巨大な結晶の柱が突き出ている。50万年もの間、地下水の中に埋もれていたが、鉱物を採掘するため地下水をくみ上げたことにより姿を表した。この地下深くにはマグマだまりがあるため、洞窟内の温度は45℃以上。湿度は100%に達することも。小調査団の宝石鑑定士は洞窟内で低い音を聞いたという。NASA宇宙生物学研究所が調査すると2017年、結晶内の空洞に液体が閉じ込められていることが判明した。液体の中からは生きた微生物が見つかった。音の発生源はわかっていない。
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