アルゼンチンで大統領選挙の決選投票が行われ、過激な政策から「アルゼンチンのトランプ」とも呼ばれる右派・経済学者出身のハビエル・ミレイ氏が勝利した。与党連合・左派のマサ経済相を相手にSNSを使った選挙戦で若者の指示を広げた。長年の債務問題と年率140%を超えるインフレなど、経済問題が争点となる中、ミレイ氏は米ドルを法定通貨にすることや中央銀行の廃止を提唱し、中国との関係見直しや対米関係の強化を訴えていた。ミレイ氏の勝利を受け、アメリカ・トランプ前大統領は「あなたはアルゼンチンを再び偉大な国にするだろう」と祝福の言葉を投稿した。