スペースXが開発中のスターシップは、将来的に月や火星への有人飛行を想定したもので日本時間の昨夜10時25分頃、アメリカ・テキサス州から試験飛行のため無人で打ち上げられた。過去2回の打ち上げでは、打ち上げ後にいずれも爆発していたが、今回は計画通り宇宙空間に到達しその後大気圏に再突入したタイミングで通信が途絶えた。アメリカメディアは「重要なマイルストーンを達成した」などと伝えていて、試験飛行はほぼ成功したととらえられている。スターシップは月探査プロジェクト「アルテミス計画」の一環で、最大100人・最大150トンを運ぶことが可能とされている。