ドイツ証券・小川和宏さんのドル円予想レンジは152.00円~153.70円。注目ポイントは“上値の重いユーロドル”。PPIの発表を控えドル円は底堅い展開を予想しているとのこと。また、欧米金融政策の方向性の違いからユーロドルの上値は重いとし、ユーロ圏のコアインフレ予想対比をグラフで説明。利下げのタイミングについて、ユーロ圏の消費者物価指数のグラフを説明「弊社は6月から利下げ開始2024年末までに5回の利下げをメインシナリオとしてみている」などと話した。また12月末の利下げ織り込みのチャートを示し「ECBは利下げを進めつつ、コロナ禍で景気下支えのために積極財政を行った部分の修正を進めるフェーズにある、欧州各国の財政のスタンス、欧米の選挙の結果などによってはユーロドルのサポート材料になりうるため注意が必要」などと話した。