突如明らかになったホンダと日産の経営統合に向けた動き。将来的には三菱自動車も加わるということも視野にいれ、実現すれば販売台数が800万台を超え、世界第3位の自動車グループが誕生することになる。経営統合の一因となったのが、日産の業績不振。米国のテスラや中国の自動車メーカーとの競争が激化する中、日産は今年上半期の決算で最終的な利益が9割以上減少。全世界で9000人の人員削減を発表するなど、業績の立て直しが差し迫っていた。さらに、経営統合を後押ししたのが、海外企業による買収の動き。TBS経済部・梅田翔太郎は、「台湾のメーカーのホンハイという会社が日産に対して買収をアプローチしてきた、そういったところからホンダが今回アクセルを踏んで統合的に一気に進んでいったと思う」とコメント。