トランプ大統領は26日、第2次政権発足後、初めての閣議を開催。閣僚ではないマスク氏もキャップをかぶったラフな装いで同席した。マスク氏は自身が主導する政府効率化省で予算削減策を次々と打ち出している。28日にウクライナのゼレンスキー大統領と首脳会談を行うトランプ大統領。ウクライナの安全保障について聞かれると「私は安全の保証をそれほど行う考えはない。その役割はヨーロッパに担ってもらうつもりだ」と答え、そのうえでウクライナの鉱物資源の共同開発を巡り合意文書に署名することが決まったと明言。さらに、アメリカがウクライナで活動すれば他国は攻撃してこないため、自動的に安全が保証されると持論を展開。また、ウクライナ侵攻の終結に向けた和平交渉では、ロシアのプーチン大統領に対し「妥協しなければならない」と述べた。一方、EUに対し25％の関税を課すことも明らかにしたが、関税発動の時期については言及しなかった。