随意契約での備蓄米の申請から2週間が経過している。食堂では備蓄米が流通すれば仕入れの金額が落ちてお客さんに還元できるとの話が聞かれた。古古米・古古古米の随意契約も始まる中、農水省によると昨日時点で沖縄以外の46都道府県で販売が確認されているという。スーパーでは銘柄米が割引で販売されていて、精米から1か月が経過したものを値引きしたという。江藤前農水相時代の入札米が埼玉県のJAの直売所では販売されていたが、随意契約のコメが流通してから入札米の買い控えが始まったと話している。小泉農水相はスピードを緩める段階ではないと言及し、輸入米の入札前倒しも進めるとしている。アメリカやタイから関税無しで輸入しているものだが、今月27日から入札を行うとしている。農水省は先月30日に中小スーパー・コメ店に向けて古古古米の随意契約の受付を始めているが、審査の通っている関東近郊の小売店では先週備蓄米が届いたかをアンケートすると11社全てが届いていないと答えていたが、昨日時点で再び同じ質問をすると9社が届いていないと回答し、残る2社は無回答だった。