ニューヨークにいる第一生命保険・宿谷俊樹さんに話を伺う。宿谷さんは「本日はイギリスの金利が低下した影響で朝方には米10年国債も低下。その後、予想を下回るISM非製造業景気指数が発表されると、金利は下げ幅を拡大する展開」、「ISM非製造業景気指数では新規受注は強含んだが、雇用指数は50を下回った。また支払価格も予想を下回ったため、雇用の悪化とインフレ鈍化という2つの側面からマーケットの利下げ期待がやや高まる形となった」、「パウエル議長の利下げ時期を巡るスタンスはこれまでと同様インフレが2%まで持続的に低下していることに自信を深めるさらなるデータが必要といったものになる可能性が高そう」と話し、マーケットの注目は8日発表の雇用統計に集まることになると考えてるとした。