セブン&アイ・ホールディングスは買収提案を受けているカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールと秘密保持契約を結んだと発表した。秘密保持契約は敵対的買収をしないという条項を盛り込んだもので、セブン&アイが締結を求めた一方、クシュタールは拒否したとされ、締結に至っていなかった。今回契約を結んだことで、セブン&アイはクシュタールとのさらなる情報交換が可能になるとしている。買収提案への対応を協議している特別委員会は建設的な協議における前向きな進展としている。締結を受け、クシュタールのCEOは「すべてのステークホルダーの利益のためにセブン&アイと協力していくことを楽しみにしている」とコメントしている。