ワカメに関する解説。ワカメが食用として活用されているのは日本や韓国など東アジアのみで、他の国では食べる習慣はほとんどないという。特にアルゼンチンは牛肉の消費が盛んな国で海草を食べる習慣はなく、レストランを経営するカローラ・プラチョさんは「肉中心の食生活は肥満につながる。ワカメの魅力を地元から発信したい」などとコメントしている。パタゴニア地方には海沿いに工場が立地していないことから汚染のおそれも少なく、専門家は「安全性が高く品質の高いワカメが収穫できる」としている。地元企業では缶詰のほか化粧品などへの応用も検討しているとのこと。