フェデリコ・エルナンデスさんがアルハンブラ宮殿を紹介した。アルハンブラ宮殿はイスラム芸術の集大成と評されてきた。二姉妹の間にはイスラム建築独特のオウトツのある鍾乳石飾りが施されている。15世紀末、イスラム王朝は終焉を迎えた。キリスト教勢力がグラナダを包囲し1492年にイスラム王朝は無条件降伏に追い込まれた。以後、街中のモスクがキリスト教の教会に建て替えられたが、アルハンブラ宮殿だけは残された。グラナダで育まれたもう一つがフラメンコだった。少数民族、ロマの人々は喜怒哀楽を歌や踊りで表現した。イスラムの音楽やギターなどとの融合が進み、19世紀、芸術性が飛躍的に高まったといわれている。