プーチン大統領にとって今回の大統領選は「いかに勝つか」がテーマで、陣営は投票率70%の得票率80%の圧勝を目指しているとのこと。一方注目を高めているナデジディン氏は、ウクライナ侵攻やプーチン政権への批判を強めている。またナワリヌイ氏やドゥンツォワ氏が支持を表明するなど、反対勢力の支持がまとまる動きをみせている。独立系メディアは、政権がナデジディン氏について「一線を超えつつある」との認識を示したとも伝えている。ただナデジディン氏の立候補が認められない可能性が出てきており、認められなかった場合はナデジディン氏は裁判で戦う姿勢を見せているとのこと。政権側はウクライナ侵攻に反対する世論が広がらないよう神経を尖らせているものとみられている。