パリ五輪 48kg級金メダルの角田夏実がパリ五輪後初の大会で優勝。角田の代名詞といえば巴投げ。しかし去年12月にルール変更があり、技の途中で止まると一本とは認められないことになった。それでも圧巻の優勝、そこにはもう一つの必殺技があった。東京五輪金の高藤直寿選手は、ルール変更を想定した中で練習してきたんだと思うと話した。金メダリストとなった角田は一日警察署長などお忙し。しかしそのウラで、オリンピックが終わって怪我の痛みが惹かなかったといい、合同合宿に参加し始めたのは1月だといパリでは両肩に怪我を負いながら金メダルをつかんだ角田。柔道 グランドスラム バクー大会、48キロ級2回戦のホ・ミヨとの試合では、もう一つの必殺技、腕ひしぎ十字固めで一本。東京五輪金の高藤直寿選手は、僕も段取りとかで受けたことがあるんですけど、挟み込む力が強くて、女子だから大丈夫だろうと思ってたら全然でしたね、と明かした。準決勝、VS ストヤ・ディノフとの試合では巴投げから腕ひしぎ十字固めで一本。五輪後、初優勝に輝いた。