ロイター通信によるとロシアとウクライナの代表団による約3年ぶりの直接交渉は16日の日本時間午後6時半ごろに開始予定。これに先立ちウクライナ代表団は仲介役のアメリカ・トルコと交渉に向けた対応を協議。プーチン大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談は実現せず、ロシア側はメジンスキー大統領補佐官。ウクライナ側はウメロフ国防相が交渉団を率いている。ゼレンスキー大統領はロシア側代表団について「お飾り」と批判していて、アメリカのルビオ国務長官も「重大な突破口が開けるとは思わない」と悲観的な見通しを示している。ウクライナ側は即時停戦を求める一方、ロシア側は様々な条件を突きつける構えで停戦に向けた進展があるかは不透明。